7月21日（月・祝）、セシオン杉並2階の和室にて、親子のためのらくご入門を開催しました。

和室の落ち着いた雰囲気の中、若手噺家さんたちを聞くセシオン演芸会。今回は夏休みの特別版として、柳家小太郎さんをお迎えして、お子さん向けの入門編を企画しました。

お子さんたちには入場時に扇子と手ぬぐいをプレゼント。出囃子が鳴る中、柳家小太郎さんが颯爽と登場し、軽やかな「枕」でまわりの緊張感を解きほぐすと、まずは道具を使った落語ならではの表現を皆さんで一緒に体験してみます。
手ぬぐいを芋や本に見立てたり、扇子でいろいろな食べ物を食べてみたり、お子さんたちもすっかり楽しんで実演する様子が印象的でした。

「落語に限らず、日常生活でも身振りだけで何かを伝えることは多い。伝える人の創造力もすごいけど、伝えられる人の想像力があってこそそれができるんだよ。」と小太郎さん。
一通りの道具での表現を体験した後、落語の代表的なお噺「寿限無」を披露いただき、会を締めくくりました。

区内のみならず、檜原村からご参加されたご家族の方もいらして、スタッフ一同大感激。親子向け落語はまたいつか開催しますので、どうぞお楽しみに！！
素晴らしい進行をしてくださった小太郎さんもありがとうございました！
（ほ）